7月16日放送日本テレビ系「嵐にしやがれ」。アニキゲストに、ミュージシャンGACKTを迎えてミステリアスな彼のパーフェクトライフを学んだ。
GACKTの私生活の多くは謎に包まれており、おそらく多くの人が「普通の人と感覚がずれているのではないか」と思っていることだろう。しかし彼の素顔は、意外と普通。そのギャップ、そして時折胸を掴むようなセリフや仕草。仮想デートを「彼女目線」で体験した大野智は、すっかりGACKTに心を奪われてしまったのである。
GACKTがよくデートコースとして選んでいたドライブプランを、彼の真っ赤な愛車・通称「赤い彗星」に乗って疑似体験することになった嵐メンバー。「このデートで女性を口説けば必ず落ちる」という言葉に、さぞやお金がかかるデートなのだろうと思う。ところが行く先々はとても庶民的で、明日にでも行けそうな場所ばかりだ。
まず、三宿の交差点で女の子と待ち合わせし車に乗せる。そこからしばらく車を走らせ、カジュアルなスタイルでイタリアンが楽しめるカフェレストラン「La Boheme」でランチ。GACKTいわく、「イタリアンはテーブルが狭いので女の子と距離が近くなる」からいいのだそうだ。
GACKTは意外にも、女の子がうまくパスタを食べられなかったり、デザートを食べるのが下手だったりすると胸がキュンとするらしく、そこもイタリアンレストランを選んだ理由らしい。どうやら不器用なで守ってあげたくなるような女性が好きなようだ。
途中、GACKTは嵐に向けてドライブデートでのアドバイスを披露した。女の子が最初に車に乗るとき、「決して乗りやすいようにシートを倒しておいてはいけない」というのである。常に女性を乗せているのだな、と思われないためだ。さらに女の子が乗車したあと、接近するような形でシートを倒してあげると、女の子は「急に迫られて焦らされた」気分になるのでおすすめなのだとか。
付き合っている関係ならば良いのだが、そうではないのに突然接近するというのはかなり勇気が入りそうである。これは、GACKTだから許せる技ともいえよう。
ランチのあとは、六本木の花屋へ出向いて彼女への花束を買う。しかし最初に「君に贈るため」という雰囲気を匂わせてはいけないらしい。「他の女性に贈るから代りに選んでほしい」という名目で向かうことが大切なのだそうだ。
花屋を出てから、少しがっかりした女の子に突然、さきほど買った花束を渡す。こうすると「焦らされた」という前置きがあるために、ますます胸キュン効果が高まるというわけである。それからは東京タワーに登ってふたりきりで夜景をみる。夜景効果と「焦らされ」効果でふたりの距離は急接近、というわけなのである。
デート中終始行われる、この「焦らし作戦」に、助手席に座った大野はメロメロ。GACKTを見つめるうるうるした瞳のわけを、メンバーが尋ねる。彼女目線でデートを体験した大野いわく、「不安にさせてから喜ばせるっていうのがたまらない」のだとか。
これに対し、「恋はジェットコースターだから」と微笑むGACKTに、またもや大野は胸キュン状態。すっかり恋に落ちてしまった大野であったが、この焦らし作戦、人を選ぶので、むやみにやらないほうがいいのではないかとも思う。デートコースは無難だが、振る舞いに関しては「GACKTだから成り立つ」ことばかりだったからである。
(文=田端あんじ)

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オリジナル記事: GACKTのてっぱんデートプランに、大野智思わず胸キュン
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