7月14日放送フジテレビ系「VS嵐」。対戦ゲストに、女優・上戸彩率いるドラマ「絶対零度チーム」を迎えて、ぎりぎりの攻防戦を繰り広げた。
今回の収録は、先日肺気胸で入院していた相葉雅紀の、記念すべき復帰初日。そのため番組冒頭、相葉は休んでいる間どんな毎日を送っていたのかを、事細かに報告してくれた。その中で、入院中メンバーの中で最も相葉にメールを送っていたのは、リーダーである大野智だったことが判明したのである。
相葉は、療養中ではあったものの食欲は普通にあったようで、入院中の一番の楽しみは「朝ごはん」だったらしい。元気でよくご飯を食べそうな、相葉のイメージそのままのエピソードである。
だが、気持ちは元気なのに体を思うように動かせないというのは、辛いもの。時間をつぶそうにも、突然そういった状況に陥ると、なかなか何をしていいのかわからない。そんなとき、暇を持て余す相葉を楽しませたのが、大野からほぼ毎日のように送られてくるメールだった。
これを聞いた嵐メンバーは「どんな内容のメールが来たの」と、興味津々の様子である。さぞや思いのこもったメールなのだろう。それとも面白い話を書いたメールなのだろうか。メンバーの期待はどんどん膨らむ。
しかし、相葉の口からでたメールの内容は、誰も予想できないものだった。それは、「今日、ブータンのTシャツ着てるよ」という文面に、おそらくそのTシャツを着ているであろう大野の写真を添付したメール。「だからなんだ」と言いたくなるような、かなりどうでもいい内容のメールである。
些細な日常をこまめにメールで知らせるというこの振る舞いは、まるで恋人同士のやりとりだ。「マメな彼女か!」櫻井翔が、思わずそう突っ込んでしまった気持ちもよくわかる。
この大野が送った「どうでもいい内容」のメールに、呆れたり失笑したりするメンバー。だが相葉は、大野のなんてことのないメールが「すげー嬉しかった」のだと話す。そう言って微笑む相葉を見て、大野は嬉しそうな半面なんだか照れくさそうだった。
この日相葉は、病み上がりのため体を激しく動かすゲームには参加できなかったものの、その姿はとても元気そうであった。そんな相葉をメンバーたちはそれとなく気遣う。きっと大野以外のメンバーも、形は違えど皆相葉を心配していたのだろう。
この日試合は敗戦という結果に終わってしまったが、番組は終始、相葉を思う4人の気持ちが伝わってくるような温かい空気に満ちていた。メンバー同士の絆が一層強くなったかのような嵐の様子を見ていると、それが支えとなって相葉の回復が早まるような気さえする。きっと完全復帰も、そう遠くはないだろう。
(文=田端あんじ)

●関連記事
- 「寝ている間に振られていた」ある大物芸人の告白
- あの怪物メイクは3時間もかかって作られていた!
- 半径2メートルに広がる「大野智ワールド」とは?
- 衣装もプレイも、とっても「残念」な嵐メンバー
- デートのはずが、なぜかパンツの見せ合いに
オリジナル記事: 相葉雅紀の入院中、一番メールを送っていたメンバー
Copyright© Pouch[ポーチ] / Socio Corporation. All rights reserved.