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あの怪物メイクは3時間もかかって作られていた!

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7月9日放送日本テレビ系「嵐にしやがれ」。アニキゲストに、大物俳優・鹿賀丈史を迎えて、ミュージカルの極意を身をもって学んだ。

鹿賀と大野智は、かつてドラマ「怪物くん」で親子として共演していた。だがふたりが顔を合わせるときは、人間の姿としてではなく、常に怪物に扮した特殊メイク姿。このメイクに要する時間がなんと、3時間もかかるらしいのである。

親子という設定上、絡むシーンも多々あるふたり。そのため、さぞ打ち解けている間柄なのだと思いきや、なぜかふたりの間には微妙に距離感がある。大野は、二宮和也に鹿賀の近くへ行くよう背中を押されても、足を踏ん張ってなかなか動こうとしないほどだ。

一方鹿賀も「あまりしゃべったことがないよね」と、そっけない。だがその様子は、決して相性が悪いというわけでも、互いに遠慮し合っているわけでもないようなのだ。では、一体なぜ長い間共演していたふたりが、未だに打ち解けあえていないのだろうか。

その原因は、怪物メイクにあった。皮膚の質感などが非常にリアルな怪物メイクは、顔にぴったりと張り付いているために、非常に話しづらいそうなのである。セリフを言うのが精一杯で、とても雑談などする気になれないのだと、鹿賀はいう。

ならば撮影前や撮影後に話せばいいのに、と思うのだが、話を聞くとそうもいかない事情があるようだ。それは、怪物メイクにかかる時間だ。メイクに要する時間はなんと、合計4時間にもおよぶというのである。

まず、顔を作るまでに3時間を要し、落とすだけでも1時間かかる。そのためメイク室には、リクライニング式のイスが用意されており、大野も鹿賀も、寝ている状態でメイクされているそうなのだ。こうすると、姿勢も楽な上、顔が動くことがないためメイクの仕上がりもいいらしい。

寝ている状態でメイクされているため眠ってしまうことが多いという大野は、起きた時いつのまにか怪物になっている自分をみて、いつも驚くのだそうだ。とはいえ、大野の怪物姿はドラマの中にそれほど多く登場しない。通常の怪物くんの姿は、ほとんど人間の姿と変わりなく、耳だけが作りものという状態だ。まだ楽なほうなのである。

それに引きかえ鹿賀は、出番はいつも怪物メイク。いくらコミュニケーションを取ろうとしても、会っている時間の大方はメイク中なのだ。これではお互いどうしようもない、というわけなのである。どうやらふたりが仲良くなるためには、特殊メイクをしなくて済む環境が必要なようである。

(文=田端あんじ)


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